ついに、ついにできました!
2023年1月29日(日)の夜に、私の初のKindle本「情シス心得」が発売となりました!
別ブログでは、出版時の感想を書きましたが、この習慣家ブログでは、電子書籍ができるまでの簡単な手順をまとめておこうと思います。
(1) テーマ(伝えたいこと)を決める
まずは一番大事なことを決めましょう!
何を相手に伝えたいのか? その相手はどんな人なのか?
相手についてはペルソナになります。何歳くらいで、何をしている人なのか? どんな悩みがあるのかなど、詳細に決めることができれば最高です。
(2) テーマに添って文章を書く
テーマが決まったら、ひたすら文章を書いていきます。
本文から書くのか、「はじめに」と「おわりに」を決めてから本文を書くも良しです。
セクションで分けたのなら、すべてが主題につながっていることが肝要ですね。
主題と正反対のことを書いてしまうと、元も子もないですから……。
何に書くかは、PCに入力しましょう。
最初から、「Word」に書いていくのが効率的だと思います(他の選択肢として、Googleドキュメントなどもあり)。
スマホのメモアプリに書くならば、スキマ時間でも執筆ができそうですね。
(3) 表紙を作る
文ができたら、表紙です。
電子本は、文章(wordファイルなど)と表紙(画像ファイル)さえあれば、出版できます。
今回の私の本も、まさにそれ。
最初は、これでもOKでしょう。
次作では、写真を差し込んだり、いろいろ試したいことはたくさんありますから。
私は、Canvaサービスを使って、制作しました。
無料枠でも、十分いけました。
(4) Wordファイルへ文章一本化
(2) の作業で、Wordファイルにダイレクトに書いていれば、手間は少しで済みます。
ここで大事なことは、ファイルに「もくじ」を差し込むことです。
この点は、まだまだ勉強不足。
この歳になって、Wordの機能を勉強するとは、思ってもみませんでした^^;
(5) Kindle Previewer で内容確認
Wordファイルで文章が整ったらば、次は実際のKindleやスマホでの表示確認を行います。
ここで登場するのが、Amazonが提供してくれている「Kindle Previewer」です。
PCにインストールするデスクトップアプリで、先に完成したWordファイルを読み込ませて、きちんと表示できているかをチェックしましょう。
本文に写真を差し込んでいる場合は、Kindleだけでなく、スマホなどのViewで実際の表示がどうなるかを確認する必要がありそうですね。
(6) 推敲作業
(5) で実際の電子書籍のViewを見ただけで、テンションアップ間違いなしなのですが、文章を読んでいくと、かなり修正したくなってくるはず!
私は、推敲作業を3周はしたと思います。
完璧主義はほどほどにして、どこかでは踏ん切りを付ける必要がありそうです。
(7) KDPアカウント作成 → 本の登録
あとは、KDPアカウントを作成して、「タイトルを新規作成」を進めていくだけになります。
無事に本の内容をエントリーすると、最大72時間以内にAmazonに並ぶことに!
私の場合、申請して20分程度でアップされた感覚です。
まとめ
今回、すべて1人でやってみました。
どんな手順で本ができていくのかを、自分1人で体験したかったのですね。
一度やれば、一通りの流れは理解できたので、2作目は表紙を誰かに頼むかもしれませんし、また自分でやってしまうかもしれません。
少なくてもチャレンジしたいこととしては、次回は「縦書き」の本にしたい! そう思っています。
いずれにしても、いい経験ができました。
また次回作をご紹介できるように、まずはWordの勉強でもやるとしますかぁ!!!