IT習慣家のたいぞーです。
前回、タスク管理の概要的な記事を書かせていただきましたが、今回はタスク管理ツールの使い方を一旦離れていただいて、脳内にある「やりたいこと」「やるべきこと」「ありたい姿を目指すにあたって取るべき行動」などをリスト化していくことにしましょう。
今回の作業から導き出されたものを、タスク管理ツールに入力していく流れになりますね。
紙に書き出す
GTD(Getting Things Done®)では、タスクリストを作成するうえで、「ブレインダンプ」を勧めています。
ブレインダンプとは、頭の中で考えているすべてを吐き出して、脳を空っぽにしてしまうことを言います。
まずは、ペンと紙(ノート)を準備しましょう。
静かな環境化で取り掛かることをオススメいたします。
早朝や家族が寝静まった夜の時間帯が狙い目でしょうか。
少しガヤガヤしている方が落ち着くという方は、カフェに行ってやるのも手ですね。
考えて、考えて、やりたいこと、やるべきこと、忘れていたこと、気がかり、そして、ありたい姿につながる行動(←ここ重要です!)をひたすら紙に書き出していきます。
仕事のこと。
今関わっているプロジェクト。
連絡すること。連絡をもらうこと。
提出しなければならない書類。
プライベートに目を向ければ、自分の成長についてや家族のこと。
書いたいと思っている本、観たい映画。
行きたかった場所。出場したいマラソンレース。登りたい山。
契約しているものの見直し。
会いたいと思っている人物。友達から借りている物の返却。
これから身につけたいスキル。
サードプレイスでの今後の取り組み。
などなど、とにかくヘトヘトになるまで、やってみてください。
数時間かかることになると思います。
しかし、いざやってみると、自分のありたい姿がより鮮明になるかもしれません。
まずはやってみることです。
私も数年前にやってみましたが、終わった後は爽快感があったことを覚えています。
紙に書いたものを、以前紹介したアウトライナー系アプリに一旦保存するのみありですね。
とはいえ、手を動かして紙に書くほうが効果的ではありますが・・・。
まとめ
今回は、アナログ的なやり方ではありましたが、紙に脳内に溜まっている気がかりを一気に書き出すことについての話でした。
今年初めに、「2021年にやりたいこと100」のリストを作成しましたが、途中でなかなか出てこなくて、ヘトヘトになったことを思い出しました。
一度、大きく吐き出しできれば、後は週次レビューをしっかりやっていけば、スムーズにタスク管理の仕組みがまわっていくと思うので、ぜひトライしてみてください。
次回は、Todoistを使って、タスク登録していく話をしたいと思います。
今週は、以上です。